概要

ねらい
解剖学・運動学に基づいた運動連鎖アプローチ（R）の基本的な考え方を理解することで、動作分析への苦手意識を払拭し、動きと痛みを改善できるセラピストを目指していきます。

講義概要
《はじめに》
「運動連鎖アプローチ（R）で膝関節の治療介入を極める」と題して、運動連鎖アプローチ（R）「膝関節」を３回のシリーズで分ける、第二回目となります。最大の目的は、患者個別のプログラムを立案できる力を高め、理学療法における専門性を明らかにし、自信をもって臨床展開できる力を身につけることにあります。

また、３回の講座内容が一つのストーリーとなっており、私自身が膝関節を学んだ過程でもあります。よって、各回においても、充分に臨床展開できる内容となっており、患者やスポーツ選手に、自信をもって提供できる内容となっています。

第二回目となるこのセミナーでは、第一回目にて学んだ膝関節構造的イメージに、さらに膝関節の周囲筋（大腿四頭筋・ハムストリングス・膝窩筋・下腿三頭筋・内転筋群・大腿筋膜張筋）を肉付けしてきます。特に筋連結・筋膜の運動連鎖からみた評価方法を紹介し、いよいよ臨床応用できるステップへと駆け上がっていきます！運動連鎖のアプローチ（R）の考え方を学ぶことで、臨床家として自信をもって患者の治療に臨むことができるようになることでしょう。

《本セミナーで中心となる内容》
・膝関節周囲筋の動的イメージの構築
　→　大腿四頭筋・ハムストリングス・内転筋群・大腿筋膜張筋・下腿三頭筋・膝窩筋の運動連鎖とアプローチ

《本シリーズを通し習得を目指す５つのポイント》
１　膝関節疾患の診断的な視点を学び、医師とディスカッションできる力を身につける。
２　整形外科的テストを理学療法に臨床応用できる力を身につける。
３　膝関節の解剖学的な知識を、臨床展開できる力を身につける。
４　膝関節の動的イメージを脳内に作ることで、自信を持って触診できる技術を身につける。
５　スポーツ動作・生活動作のなかで、膝関節の観点から評価・分析ができる力を身につける。

【本セミナーについて】
下記の同シリーズセミナーもあわせてご受講いただけますと、より理解を深めていただけますが、
それぞれ単回のみの受講でも可能な構成となっております。

●第1回：2018年8月11日（土・祝）
運運動連鎖アプローチ（R）で膝関節の治療介入を極める -機能構造編-
～膝関節内を知る！解剖学・運動学に基づいた運動連鎖のアプローチ（R）の考え方～名古屋会場～
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1523515576-838004

●第3回：2018年10月8日（月・祝）
運動連鎖アプローチ（R）で膝関節の治療介入を極める -臨床展開編-
～臨床応用へ繋げる！動作の中からみえる膝関節！運動連鎖の評価と治療の考え方～名古屋会場～
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1523512227-665608

セミナー概要

セミナー概要2

プログラム
１　運動連鎖からみた動作分析Ⅰ
２　運動連鎖からみた膝関節の筋・筋膜とアプローチⅠ
　　　～アプローチのポイント～（講義・実技）
３　運動連鎖からみた膝関節の筋・筋膜とアプローチⅡ
　　　～アプローチのポイント～（講義・実技）

※プログラムは追加・変更になる場合があります。

必要物品
実技あり：膝部が出しやすく、動き易い服装（Tシャツ、ハーフパンツ等）

一般社団法人 フィジオ運動連鎖アプローチ協会 代表理事・理学療法士
山本　尚司　先生

講師