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講義概要 【サッカートレーニングの盲点、上半身の操作能力の強化】 サッカーでは、スプリントやステップワーク、そしてドリブル、シュートなど、脚を速く動かすことが要求されます。 サッカーで必要とされる能力には様々なものがありますが、最も影響の大きいファクターが当然のこととして脚の動きではないでしょうか。 それゆえ、サッカーのトレーニングは脚に特化されたものが多くを占めていますし、非常に有効なものも多数あります。 しかしそれに対して、上半身のトレーニングがあまりにも少なくはないでしょうか。 実際、プロサッカー選手たちに尋ねても上半身のことは「ほとんど考えたことがない」という回答が大半を占めています。 (やっていると答えた選手もほぼ筋力トレーニングのみ) 人間の構造上、腕と脚は非常に密接な関係にあります。 人間の運動という観点からパフォーマンスを考えた時、脚を速く動かす、力強く動かすためには上半身による誘導は欠かすことはできません。 スピード・パワー・アジリティ・バランスなど全てにおいて腕と脚は強く影響を与え合います。 この観点は、パフォーマンスを高めていく上では非常に重要なキーポイントです。 【下半身と上半身の濃いカンケイ】 例えば野球のピッチャーが速く力強く動かしたいのは腕です。 でも彼らは、下半身をどれだけ強烈に動かせるかをまず重視します。 なぜなら下半身で起こした動きを、RSSCという筋肉の反射を使って腕に向かってどんどん加速させていく必要があるからです。 当然のことながら、できるだけたくさんの筋肉が参加した方が、発揮できる力は大きくなります。 腕だけをいくら速く振ろうとしても大したパワーは出ません。 彼らは、腕を強烈な速度で動かすために、下半身の柔軟性・操作能力・筋力を強化します。 人間の身体の構造から考えて、この運動の連鎖は必須と言えます。 このことをサッカーに当てはめると、脚を速くかつ力強く操作するためには、上半身をどれだけ強烈に動かせるかが鍵になります。 サッカーにおけるスピードにせよパワーにせよ、上半身を無視し、脚だけで動かそうとしてもそれぞれ大したものは発揮できません。 上半身の操作能力の向上は、本来の目的である脚を速く動かすための強力なサポートになります。 【腕振りがスピードを高めるカギ】 サッカー選手の走動作は、とにかく脚を速く動かすことが要求されます。 なぜならサッカーでは単純な走行スピードだけでなく、方向転換の繰り返しや加速減速を繰り返すことが必要とされるからです。 そのような局面ではいかにステップを細かく・速くできるかがカギとなります。 サッカーは短時間の加速と減速の繰り返しであるため、特に動き出しの時の加速スピードをどれだけ高められるかが、サッカーにおいては非常に重要なポイントです。 動き出しのフェーズでは、体幹を前に倒して重心を前方に移動させる必要があるため、重心位置は低くなります。 重心が下がるため、身体を起こしての高速移動中に比べて脚への負荷は高まります。 これは物体が移動を開始するときに働く物理法則です。 つまり車と同様に動き出しの脚はローギアです。 自転車の漕ぎはじめも同じ作用が起こります。 だからスピードが出るまではペダルが重いのです。 この状態で、脚を高速で動かすのは非常に困難です。 動かせたとしても、強い筋疲労が伴ってしまいます。 このとき、一流選手たちは腕を速く振るという戦略をとっています。 腕はローギアに入っていません。 腕を速く振ることで脚の回転速度を間接的に高めることができるのです。 上述の体幹前傾は動き出しにおける非常に重要なファクターですが、腕を強烈に後方に動かすことができれば、バランサーとして作用し、体幹を素早く大きく前傾させることが可能になります。 【上半身から脚のケガを防ぐ】 上半身の協力を得た動きは、動き出しのスピード向上に加えてケガを防ぐというメリットも得られます。 近年、Jリーグなどサッカー選手のケガのニュースが後を絶えません。 特に肉離れは頻発しており、重要な課題となっています。 サッカーの肉離れの中で特に発生しやすく、また重症化しやすいものとしてモモ裏つまりハムストリングスの肉離れが挙げられます。 ハムストリングスの肉離れを繰り返す選手には何が足りないか。 なぜ筋が修復されて復帰した後も、肉離れを繰り返すのか。 原因と対策にはいろんな考えがあると思いますが、我々は上半身にカギがあると考えています。 ハムストリングスはアクセル筋と呼ばれ、スピードのある選手ほどこの部分を強力に使っています。 このこと自体は非常に有効なのですが、問題はその動きです。 上半身がガチッと固まった状態でハムストリングスを強力に働かせると、身体の構造上このハムストリングスに負荷が一気に集中するのです。 これを繰り返すと筋が疲労と微細損傷の蓄積で固まってゆき、あるとき急に肉離れが起こります。 (ハムストは長い筋肉で、上部と下部で肉離れの発生プロセスは多少異なります) 特に「動き出すとき」に、その負荷は増大します。 車が発進するときにローギアに入るのと同様、大きなパワーが必要なのです。 このときに上半身が協力せず、ハムストだけで頑張ってしまうと負荷の集中は非常に大きなものとなります。 踏み込んだ脚と同側の肩甲骨が前方に傾く連動をうまく利用する形で上半身が協力するだけで、 <動き出しのスピードが上がる=負担が少ない・ケガのリスクが下がる> という多くのメリットを得ることが可能となります。 【人体の中で最も速く動かせるのは手・手首】 上半身・腕の振りを動き出しのスピードに繋げる、ケガを防ぐ。 そのためには、腕の振りが脚まで繋がるような振り方ができていることが要求されます。 腕の振りを脚まで繋げるには、いくつかの条件を満たし、それを土台にした腕振りのパターンを習得しなければなりません。 このトレーニングセミナーでは、手と肩甲骨の繋がり、肩甲骨と背骨・骨盤の繋がりをそれぞれ強化するメニューが多数登場します。 また、これらの繋がりは高速移動時の方向転換にも活用され、腕は特有の使われ方をします。 このセミナーでは腕振りを4つのパターンに分類し、それぞれが必要に応じて自動的に発動するまで落とし込むトレーニング方法をご紹介します。 【完全録画OKのセミナー】 ほぼ全てのJARTA主催セミナーで、完全または一部で録画を許可しています。 代表の中野の強い要望で、このサッカー上半身トレーニングセミナーは全て録画を許可します。 三脚を持ち込んでセミナー全てを録画していただいても大丈夫です。 そしてその動画はネット上に公開していただいても構いません。 選手で費用を出し合い、代表者が録画しにくるという形ももちろんOKです。 *録画規約に同意していただく必要があります。 【当日のプログラム】 ・動きの土台となる上半身柔軟性メニュー ・手首と肩甲骨を繋げるトレーニング、手首の向きと指の形の学習 ・肩甲骨と背骨/骨盤を繋げるトレーニング ・腕振りの4パターン学習 ・腕振りの高速化トレーニング など ※その他、ご質問にはできる限り解決方法を含めてお答えします。 講師であるJARTA代表の中野はサッカー経験が全くありませんが、日本代表を含む多数の男女プロサッカー選手を指導し、ブラインドサッカー日本代表のフィジカルコーチでもあります。 また、サッカー大国イタリアのトレーナー協会であるAPFの名誉会員(Soccio Onorato)として現地でフィジカルコーチなどへの指導にも携わっています。 サッカー選手の盲点になっていることが多い、上半身の操作について書かれている中野のオフィシャルブログ http://ameblo.jp/bodysync/ トレーナーなど専門家の方はもちろん、選手や指導者にもご参加いただける実践型トレーニングセミナーです。 ※当セミナーはJARTA認定スポーツトレーナーコースに含まれません。 受講料 一般 24,500円(税込) 会員 22,500円(税込) ※早期・JARTA認定スポーツトレーナー割引きはございません 定員 25名 ※定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。
JARTA international 中野崇 株式会社JARTA international代表取締役 JARTA代表 理学療法士 | 大阪教育大学教育学部障害児教育学科(バイオメカニクス研究室)卒 ブラインドサッカー日本代表 フィジカルコーチ 主なクライアント フットサル|皆本晃(日本代表) 女子サッカー|横山久美・永里優季・鮫島彩・田中明日菜・スタンボー華、など日本代表選手多数 サッカー|FCゴイス、プロサッカー選手(J1)多数 プロ野球|野上亮磨・高橋光成・相内誠、在京2球団トレーナーサポート プロサーファー|大村奈央・橋本恋 走り高跳び|鈴木徹(リオ五輪代表) 競艇|深谷知博(A1) 空手|長谷川空手道場(山梨県甲府市) ラグビー|関東ラグビーフットボール協会 その他、世界柔道2015金メダリスト、など多数
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