当研究会は、次世代の薬局・薬剤師のあるべき姿を追究する会であり、取り巻く経営環境の変化や制度変化の現状分析とともに、将来への洞察に基づいて、薬局・薬剤師の進むべき方向を共に考える組織体を目指しています。
　薬局・薬剤師を取り巻く状況は、大きく変化しています。医薬分業の進展は医薬品提供の担い手としての質が問われるとともに、特に少子化・高齢化が進むなかで、地域の健康づくり・疾病予防に対する情報提供や相談機能の発揮、在宅医療支援サービスへの参画、医療・介護の多職種協働による地域包括ケアサービスの構築への関わりなど、処方せん調剤にとどまらない次世代の新たなアクションが求められるようになっています。
　当研究会は、薬局経営者や薬局・薬剤師の現場の置かれている状況を踏まえつつ、業界構造や医療・介護制度、地域の変化を的確にとらえながら、薬剤師の人間力（マインド）・仕事力の養成や『次世代薬局育成塾』をはじめとする人材育成、健康づくりや高齢者支援の組織づくり・仕組みづくりなどをテーマに掲げ、信頼される薬剤師を支援する活動を進めていきたいと考えています。
　2013年度も当研究会の活動の趣旨にご賛同をいただき、奮ってご参加賜りますようお願い申し上げます。薬局・薬剤師の方々はもちろん、医療・医薬品産業関係者の皆さまのご参加も歓迎いたします。

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