「ハスミワクチン友の会」は、その前身である蓮見癌治療協力会(昭和48年-1972年)に遡ります。世界初のがんワクチン(ハスミワクチン)の開発者である故 蓮見 喜一郎博士は、身体が本来持つ生体の防衛機能である免疫の力を応用した、がん治療法を確立し現在の免疫療法のさきがけとして多くの末期がん患者に救いの手を差し伸べてきました。
1948年(昭和23年) に臨床応用が開始されたこのハスミワクチン(世界初の膜型がんワクチン)は副作用がなく安全であり、標準治療と組み合わせてがん治療に応用することで高い5年生存率を期待できるとして、現在までに延べ20万人以上のがん患者に支持されております。当時の医学会は、この理論を妄言だとして異端視しましたが、実際にその治療効果を体験した患者有志の方々が強い確信を持ってこの治療の優位性を広く社会に知らしめ、がん治療の発展とがん撲滅のために会組織を結成したのが始まりです。治療法の創始者であった博士のご逝去に伴って会は一時解散となりましたが、1996年に免疫療法懇談会(後にNPO免疫療法懇談会)として再度組織化しさらに2006年に「ハスミワクチン友の会」と改称し、全国各地でがん患者を対象にセミナー、懇談会、相談会など活発に活動を行っています。
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