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一般社団法人 日本ビリーブメントサポート協会

~悲しみを支え続ける心と技術を~

2040年までに日本人の死者は増え続けるといわれます。
さらには病院から在宅医療へ移行し、医療従事者のとどまらず、家族が自宅で看取りするケースも多くなってきます。

「料理」「茶道」「着付け」「ヨガ」「ランニング」……などなら、教室へ通う人も少なくありません。
しかし、確実な行き先である「自己の死」や「身近な人の死」に伴う悲嘆と、どう向き合い、どう乗り越えていけばいいのかについては、教室や語り合う場もほとんどないのが実態です。

様々な趣味を学ぶ機会は少なくないにも関わらず、人生でもっとも大きな試練について語り合える場がないのは、とても残念なことだと思います。

そんな中、「死」を冠した本が書店でも目立つようになってきました。
それらの著述の多くに「好きなことをして生きよう」「死を怖れる必要はない」「頑張りすぎなくてもいい」という優しい励ましのメッセージが記されています。
しかし現実に死と向き合う現場では、「このまま人生を終えるのは不安」「やはり死ぬのは恐い」「何かやり残していることがあるのでは」という声も多く、“安易な励まし”では死を乗り越えられない現状があるようです。

一方、大事な人を失った方が、周囲の言葉に傷つくケースも少なくありません。
「もう3年も経ったんだから」「嘆き続けたら、きっとあの人も悲しむよ」「あなたも前を向いたほうがいい」……
いずれも、遺族を思いやってのことかもしれません。
しかし、大きな悲しみは時間をかければいえるものではなく、さまざまな形で、幾重にも覆いかぶさり、励ましがかえって大きな痛みになる方も多いのです。

大事な人を失ったとき、私たちにはどんな感情が湧きあがり、どんな状態になりえるのかがわかれば、相手は何を必要とし、何を望まないのかが理解でき、真のサポートができるのではないでしょうか。

また私たちは悲嘆を抱える遺族に何ができるか知る上で、死への理解を深め、自らの死生観を深めることが不可欠だと考えています。

悲嘆のサポートは、一部の人だけで実現できるものではありません。
海外で進んできた悲嘆教育(グリーフ)の研究を、日本人にあった形で、より身近に、より分かりやすく提供したいと考え、発足したのが日本ビリーブメントサポート協会です。

皆さんと8日間で学ぶ悲嘆と向き合い続けるための「心」と「技術」は、多くの方を支え、あなた自身がよりよく生きる一助になると確信しています。

一般社団法人 日本ビリーブメントサポート協会

住所 〒114-0012
東京都北区田端新町3-14-4NOZAKIビル6F
電話番号 09099648087

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