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介護事業所から広がる「社会参加活動」の始め方!適切な実施・効果など先進的に取り組まれている事業所の具体的実践

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開催日 2020年12月13日 開始:13:00 | 終了:15:30 | 開場:12:45
会場 オンライン開催
広島県福山市春日町浦上1205株式会社QOLサービス[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 シラサギデイサービスセンター 片山 大嗣
のんびりデイサービス桜の里 堀川 悟
和が家の古民家デイいぶき 直井 誠氏
定員 30名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 税・印刷資料・資料送付代込み
関連資料

概要

多くの介護事業所は「社会参加」=「デイ内でのご利用者同士の交流」や「地域の文化祭での作品展示」などを考えがちですが、現在の制度で求められている社会参加は、介護保険サービス利用前にその人がもともと持っていた家庭や地域での役割・つながりや交友関係などのネットワークを取り戻すことです。このシンポジウムでは、全国的にも先駆けて様々なカタチで社会参加活動を始めた介護事業所にご利用者が、家庭や事業所、そして地域で役割を持って参加、はたらくことをどのように始めたらよいのか、どのような準備が必要なのかをそれぞれの事業所の視点からお伝えいただきます。事業体や規模を超えて皆さまの事業所で新たな活動のヒントとなるきっかけづくりの場としていただきます。

こんな方におすすめ

  • 医療、介護分野で認知症ケア、生活期リハビリテーションに携わられている看護師、介護職、リハ職

プログラム

  1. 【登壇事業所一覧】
    ・<12月13日登壇>のんびりデイサービス桜の里(広島県)
    ・<12月13日登壇>シラサギデイサービスセンター(熊本県)
    ・<12月13日登壇>和が家グループ(埼玉県)

    【登壇事業所の紹介】
    ■のんびりデイサービス桜の里
    のんびりデイサービス桜の里は、認知症になってもできる事を活かし、地域・社会とつながる事・職員が長く元気に働き続けることを大切にしている事業所です。小さな活動でも地域資源を活かし、地域住民を巻き込んだ循環型地域活動を生活を営む視点で行っています。

    ■シラサギデイサービスセンター
    株式会社シラサギでは、民間企業の利点である『柔軟で多角的な介護サービス』を展開しています。介護のプロとしての知識や技術はもちろんですが、それ以上にスタッフの意欲を大切にしています。スタッフが意見やアイディアを出し合い、新しいサービスを次々に生み出しています。会社理念に基づいて「皆が経営に参加」し、現状に満足することなく「常に新しい取り組み」に挑む姿勢がなにより重要だと考えます。介護はサービス業です。細やかな心遣い、清潔で美しい環境、挨拶や丁寧な対応は基本です。シラサギでは、社員教育の中でも接遇に特に力を入れています。それを土台として、介護の技術や知識などの専門性を身につけていただきます。シラサギが目指す介護は「引き算の介護」です。何から何までお手伝いするのは、良い介護とはいえません。利用者様が本当にできないことと、できることを見極めるのが介護のプロです。たとえ時間がかかっても、自分でやることに意義があります。「できることはいつまでも、できないことはできるように」を目標に、日々介護サービスを行っています。

    ■和が家グループ
    私たち和が家グループでは、高齢者になっても、認知症になってもいつまでも地元で、自分らしくそして、輝けるよう、誠心誠意こだわりを持ったケアと多様な支援をさせて頂きます。地域啓発活動×予防ケア×認知症ケアを地元でしっかりと行い、地域をまもる一助となれれば幸いです。人生最後まで自分らしく生きましょう!僕らは地域のために支援を惜しみません。

    【事例発表のポイント】
    ■のんびりデイサービス桜の里
    ・地域に出ること
    ・地域の人と話をすること
    ・地域の人に役割を担ってもらうこと
    ・地域密着型サービスとして活動目的を地域に置くこと
    ・事業所、職員で全て解決しようと思わないこと

    ■シラサギデイサービスセンター
    ・地域に住む人達とのおしゃべりから始まる
    ・実践者(高齢者)を面白おかしく中心に
    ・介護をやめて役割を
    ・意味がない無駄なことかもしれいない、でも・・・
    ・やっぱり福祉はおもしろい

    ■和が家グループ
    【農家古民家ケア】
    →農家の家をリノベーションし、庭と畑に囲まれた農家的古民家デイ。生活×社会性×人間らしさを回復し、みんなで「仲間」づくりを行い、みんなの居場所を作っていきます。アルツハイマー型認知症や廃用症候群などの方にも適している環境です。
    【買い物&社会参加リハビリケア】
    →買物難民の高齢者、脳卒中や高次機能障害後の生活リハビリにも適してます。買物リハビリのみならず、認知機能の維持改善、引き籠り解消等目指します。買物の次のステップで外出&旅行リハもやってます。
    【地域をまるごと多世代共生ケア】
    →駄菓子屋や地域の茶の間がついた共生の居場所。地域のお仕事、食事の支度、大工仕事、庭仕事、自分らしく生きるシゴトとくらしをみんなで実践。その人らしさの発見と地域多世代交流を目指す場です。

    <詳細はこちらからご覧ください>
    https://tsuusho.com/conference/schedule/#1213_1

受講されることで得られる効果

  • 翌日から取り組める現場実践に即した内容なのですぐに実践できる

【その他】

本オンラインセミナーは「第18回日本通所ケア研究大会(合同開催)第15回認知症ケア研修会in福山」のプログラムの一部です。

<大会公式ホームページ>
https://tsuusho.com/conference/

講師

  • 片山 大嗣

    シラサギデイサービスセンター
    管理者
    片山 大嗣

    熊本県出身。
    平成15年にシラサギデイサービスセンターに介護職員として入職。平成17年4月に生活相談員となる。平成20年より管理者兼生活相談員。民間企業の利点である『柔軟で多角的な介護サービス』をデイサービスにて展開している。介護のプロとしての知識や技術以上にスタッフの意欲を大切にしたマネジメントを行い、ご利用者の在宅支援を支える様々なサービスを次々にスタッフと生み出している。2年前の日本通所ケア研究大会実技分科会「デイでの活動・参加を改善する具体的プログラム・システムづくり」では、介護保険制度がデイサービスに求める「自立支援」「在宅支援」の最先端プログラムを紹介した。シラサギデイサービスセンターが実践している「引き算の介護」はご利用者の「できることはいつまでも、できないことはできるように」を促し高水準の満足度を得ている。第17回日本通所ケア研究大会一般演題発表【デイ運営の工夫】部門にて最優秀演題発表を獲得。

  • 堀川 悟

    のんびりデイサービス桜の里
    代表
    堀川 悟

    広島県出身。
    特別養護老人ホームやグループホーム、小規模多機能型居宅介護サービス、デイサービスなどにて15年勤務した後、独立起業。独立起業のために15年間の間にたくさんの人と関わる。地元福山市郷分町にて居宅介護支援事業所と認知症対応型通所介護事業所を立ち上げる。「スタッフ・ご利用者が得意なことを活かし、苦手なものをそれぞれが補うことが当たり前の生活である」というスタンスで日々ご利用者・スタッフと関わっている。日常生活の延長線上での地域活動多数。

    【取得資格】
    ・社会福祉士
    ・介護福祉士
    ・介護支援専門員

    【趣味】
    ・サッカー、野球観戦、大正琴

  • 直井 誠氏

    和が家の古民家デイいぶき
    代表
    直井 誠氏

    埼玉県在住。現在、主に認知症を対象とした古民家デイサービスを2つ運営し、代表、管理者、生活相談員、現場の介護職として日々勤務する傍ら、地域活動で認知症啓蒙活動を頻繁に行っており、昭和の古民家ならではの独自の実践を地域に、専門職に、講演、セミナー、オレンジカフェなどを通じて伝えている。2つのデイでは、「社会性・関係性の回復により、生きる活力を取り戻し、在宅生活をいつまでも続けられるようになること」をモットーに活動をしている。認知症の独自の取組みは、地域の認知症ケアの中心・発信源となりつつある。

    【ココに注目】
    利用者の意欲を向上する独自のプログラム
    ご利用者の生活意欲が向上するためのプログラムの工夫について
    「笑う事」「仲間を作ること」「昔の昭和の習慣活動」「皆で活動参加」そして、「家族を巻き込む事」をポイントにプログラムの工夫、環境の工夫をしています。

    【活動量が低いご利用者の心に火をつけるポイント】
    「笑う事」「触れる事」「輪になること」を大切にし、スタッフと利用者様が「仲間」になることだと思います。仲間のいう事は聞いてくれます(笑)。あと、当たり前なのですが、スタッフが出来ていない事が「その人を知ること」なのだと思います。その人の事を知り、心に火をつける事が必要かと。

    【今回の分科会の中で一番の参加しどころ】
    うちのデイでは一日が過ぎるのがあっという間です。そんな一日あっという間に過ぎる社会参加・活動習慣をお伝え出来たらと思います。塗り絵や折り紙も好きな人にはいいですが、認知症の方にはもっと大切な事があるなと感じています。体操や物作りだけではない、利用者の意欲向上する独自のプログラムをお伝え出来たらと思います。やる気になれば、明日からできます。

    【参加する人、参加を検討している人へのメッセージ】
    私自身もQOLサービスのセミナーで今まで沢山学ばせていただき、その時の学びを沢山デイに取り入れて今があります。皆さんも一緒に学び、是非自分で勤務しているデイで、「明日から」生かしていきましょう!

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