医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト
ログイン 会員登録
SEARCH
~なぜ簡単に手が開くのかを考察する勉強会~
このセミナーは受付終了しました。 セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。
本原著研究の基盤は、中枢系筋緊張制御アプローチである「ポジショニングRED」と「ポジショニングBLUE」研究から派生しました。 中枢系筋緊張制御アプローチでは、身体の重さを低反発マットレス(全身を受容)やビーズクッション(全身を支持固定)することで全身の過緊張や異常筋緊張を抑制(リラクゼーション)するアプローチ方法です。このアプローチを週に1~2回行うことによって拘縮を低下させ関節可動域を拡大させたり、日常生活活動を活発にする研究でした。 この結果を応用し、末梢系筋緊張制御アプローチでは、手や足から筋緊張抑制をかけ固まった指を開いたり、肩関節や股関節を柔らかくします。この結果指の清拭が簡単にできるようになったり、おむつ交換などがやりやすく介護負担の軽減になると臨床では喜ばれています。 今回はその理論編で、なぜこのような現象が起こるのかという疑問を解き明かしていきます。 ベースの概念、エビデンスは数学や物理学、解剖学や運動学、生理学を使って紐解いていきます。こんためどんな方が聴いても分かりやすくまた、理論武装をすることで、様々な身体が硬くなってしまう原理を根底からりかいすることに繋がります。 以下は、2016年東京都作業療法学会で発表した内容の「はじめに」の部分の抜粋です。 たくさんの方に好評をいただき、座長とのセッションも盛況でした。 慢性期医療の臨床において,長期の手指の握り込みは,拘縮,衛生面,異臭,手指周囲の褥瘡などの問題となり,処置のための他動伸展は骨折などのリスクや介助量も高い. この対応として,リスク低減の介入方法を思案した結果,硬い球体による手掌面(中手骨中心アーチと縦アーチの交点)への持続的圧刺激で,MP関節に自動伸展が起こるシングルケースが観察された.自動伸展までに費やす持続的圧刺激は約1分程で,Modified Ashworth Scale:MAS(以下,MAS)の筋緊張評価で3から2への評価点変化と,その後3分間までの継続で,指間が広がり清拭などのケアを行うことが可能となった. 以上のシングルケースの結果から検証の必要性を感じ,母指指圧との比較を行った. 手指の握り込み症例数を40名にし,母指指圧とビー玉指圧(ビー玉を用いた指圧程度の圧刺激)へ無作為に20名に分け,2群間での比較を行った. 検定による分析の結果,あるまとまった知見となったため、その一部を報告したい.
学会発表時の論文を添付いたします。
日本ユニバーサル リハビリテーション協会 青木 將剛(あおき まさたか)
作業療法士 一般社団法人 日本作業療法士協会 審査員 一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会 代議員 日本ユニバーサル リハビリテーション協会 学会指定学術責任者 第1級建築・機械CAD利用技術者 welHANDS medical 代表
★腹部エコー習得“とことん”セミナー 2名限定!【東京開催】
腹部超音波検査 少人数制 実技講習会(ハンズオンセミナー)
腹部エコー習得“とことん”セミナー 腹部エコーを「もっと少人数で徹底的に学びたい」との要望にお応えして再開しました。 装置1台(講師1名)につき受講者が2名まで、患者さんを…
受講料:77,000円(税込)
★頸動脈エコー習得“とことん”ハンズオンセミナー 2名限定【東京開催】
頸動脈超音波検査 少人数制 実技講習会(ハンズオンセミナー)
頸動脈エコー習得“とことん”セミナー 頸動脈エコーを「もっと少人数で徹底的に学びたい」との要望にお応えして再開しました。装置1台につき2名まで、実際の患者さんを想定した高齢者…
≪地方整骨院の挑戦≫ー日本初の村営整骨院に学ぶ、田舎での開業と成功への道ー
人口1000人未満の「新庄村」での経験
本セミナーでは、岡山県の小さな村で、日本初となる「村営整骨院」の立ち上げに 携わった経験をもとに、地方での整骨院運営の実情を皆様にお伝えします。 私は縁あって、この村営整…
受講料:0円
オンライン【ユニリハ】 臨床研究に基づいた 認知症リハビリテーションセミナー 理論編
老年心理学による集団療法を用いた認知症ケアとリハビリテーション
~ユニリハ独自のネットワークで、全国から集めた認知症に関する臨床研究データをエビデンスに、実践的アプローチを提供します~ 認知症に関わる病院や施設、在宅で研究データを集め、臨…
受講料:5,940円(税込)
オンライン【ユニリハ】 臨床研究に基づいた 認知症リハビリテーションセミナー 応用実践編
様々な症例を参考に、実践的な認知症へのケアやアプローチを行なっていきましょう
~理論編で理解した高齢者の特性を応用することで、いま目の前にいる利用者へ認知症状の実践的な治療や集団リハビリができるようになります~ 理由がわかれば評価ができ、実践的な対応が…
もっと見る
【12月26日まで】 『糖尿病カードシステムを活用した効果的な患者支援』~生活習慣病管理料の算定での活用~
ARKRAY Web Seminar 2024
『2025年度 賀詞交歓会』【株式会社日本経営メディアコンテンツ事業部主催】
(先着40名様限定)
【動画配信】厚生政策情報センター 月例セミナー 今月の医療介護政策動向
~押さえておきたい重要ポイントとその影響~