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【オンラインセミナー】中枢神経疾患者の評価と治療~低緊張・高緊張症例に対する評価と治療の考え方~ 講師:福富利之先生

【高緊張と低緊張、それぞれに合わせた評価と治療が学べる!】

開催日 2024年7月15日 開始:09:00 | 終了:12:00 | 開場:08:30
会場 オンラインセミナー
大阪府天王寺区1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

※ZOOMを使用したオンラインセミナーでの開催となります。
講師 脳と身体のリハビリテーション ふくりは 代表 福富 利之先生
定員 100名
主催 一般社団法人セラピストフォーライフ
受講備考 ※受講にはメルマガ会員である必要があります。メルマガには代理登録させていただきます。
※録画した復習用動画を2週間限定で公開します。セミナー終了後4日後までにお送りします。
※当日参加できない場合でも、復習用動画を視聴できるのでご安心下さい。
関連資料

概要

【筋緊張による影響を適切に評価できるか?】
まずは「筋緊張はどうやってみるのか?」という問題が最初にあります。

評価の段階で間違っていれば、その後のリハビリ全ての予定が狂ってきてしまいます。

そのため評価を適切に行えるようになることが必要です。

まずは筋緊張の特性について、動作へどのような影響を及ぼしているのか、評価の方法ついて学んでいただきたいと思います。


【高緊張と低緊張のそれぞれに合わせた評価と治療を学ぼう】
低緊張の症例と高緊張の症例の特徴を知り、うまく潜在能力を引き出すコツを学んでいただきたいと思います。

それぞれの評価と治療を基礎から学び、臨床に活かせるようになるところまで、丁寧に解説していきます。


【クライアントの動作改善に向けてやるべきことは?】
当然ながらリハビリの目標は、クライアントの基本動作や日常の生活動作を改善させることです。

筋緊張をコントロールしながら潜在能力をうまく引き出し、動作の改善に使える考え方とアプローチについて、詳しく学んでいただこうと思います。
丁寧に解説していきますので、ぜひ臨床に活かしてくださると嬉しいです。

こんな方におすすめ

  • 【こんな方にオススメ】
    ✅筋緊張の評価に自信がない
    ✅痙縮に対してストレッチをすることしかできていない
    ✅低緊張に対して何をすればいいか分からない
    ✅動作時の筋緊張を評価するのが苦手
    ✅アプローチの引き出しが少ない

プログラム

  1. ​■講義内容

    ◇筋緊張に関連する知識の整理
    ・静止時の筋緊張
    ・他動運動時の筋緊張
    ・アシュワーススケール
    ・動画:麻痺側上肢の筋緊張の評価(動画での仮説検証ワーク)
    ・動作時の筋緊張

    ◇高緊張が問題になる症例に対する評価と治療の考え方
    ・過緊張(緊張亢進)と痙縮
    ・どこの脳病変が痙縮を引き起こすのか?
    ・Wernicke-Mannの肢位の詳細
    ・痙縮をもたらす要因
    ・痙縮に関する網様体脊髄メカニズム
    ・過緊張(緊張亢進)の問題
    ・非神経性要素
    ・脊髄腫瘍:クローヌス
    ・陽性徴候の治療

    ◇低緊張が問題になる症例に対する評価と治療の考え方
    ・上位運動ニューロン障害の陰性徴候
    ・弛緩の程度(便宜上の分類)
    ・CNS損傷の初期症状:弱化(Weakness)
    ・初期の適応的変化:中枢神経系
    ・正常な筋の機能
    ・ヘンネマンの原理(サイズの原理)
    ・低緊張、筋の弱化への治療
    ・治療動画:治療前の歩行
    ・治療動画:右肩甲帯・肩周囲の活性化
    ・治療動画:上腕・手の活性化
    ・治療後の動画:歩行
    ・対象者は自己の身体性の変容と格闘している
    ・治療のポイント
    ・筋活動の改善のために

    ◇基本動作や日常生活の改善に必要なこととは
    ・脳卒中患者の問題
    ・非麻痺側の過活動との関連
    ・半球間抑制の神経回路メカニズム

    ◇まとめ
    ・上位運動ニューロン症候群とは
    ・不動による影響
    ・疲労(Fatigue)
    ・Clinical Focus
    ・神経筋興奮性の改善
    ・評価動画:どちらが麻痺側でしょうか?
    ・治療動画:骨盤の選択運動と腰椎の分節性の改善

受講されることで得られる効果

  • ✅筋緊張の評価に自信がもてる
    ✅痙縮に対して有効な治療が選択できる
    ✅低緊張に対してアプローチできるようになる
    ✅動作時の筋緊張の評価方法が理解できる
    ✅アプローチの引き出しが圧倒的に増える

受講者の声

(OT20年目:満足度10/10点)
筋緊張の介入で、介入する姿勢や、使っていく筋の順番など、順序建てて行って行くことでとても変化することがわかりました。
良い結果に繋がるよう介入していきたいです

(PT9年目:満足度10/10点)
失調患者のリハビリやクロートゥーの方に対するアプローチ等、質問に対しても熱心にわかり易く説明して下さり信頼できる。高緊張と低緊張が混在しているため、日々の評価が重要だと改めて実感した。

講師

  • 福富 利之先生

    脳と身体のリハビリテーション ふくりは 代表
    福富 利之先生

    【学歴】
    2000年 東京衛生学園専門学校リハビリテーション学科 卒業
    2014年 筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻 修士課程修了

    【取得資格】
    2000年5月  理学療法士免許 取得
    2010年10月 専門理学療法士(神経系) 取得
    2014年3月  ヒューマンケア・サイエンス修士 取得

    【職歴】
    2000年 4月 山梨リハビリテーション病院 入職
    2010年 4月 リハビリテーション花の舎病院 入職
    2020年11月 ふくりは 開設

    【主な論文】
    ○山梨県理学療法士会学術集会 2002年「スタティックアライメントとスポーツ障害との関係」
    ○第2回日本理学療法士協会神経系理学療法研究部会学術集会 2006年「移乗動作の獲得に向けて~橋出血により自発性の乏しい一症例を通して~」
    など多数

    【主な著書】
    ◎動きづくりに必要な感覚情報の理解 ―運動制御と姿勢制御を考える―アスレティック・リハビリテーション スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会, 2013
    ◎重度障害者への活動分析アプローチ(上)重複障害 変形性関節症:青海社,2013(共著)
    ◎理学療法基礎講座 高齢者に対する運動療法Ⅶ 中枢神経疾患に対する理学療法:理療,2016
    ◎高齢者のバランス障害への理学療法 PTジャーナル 医学書院,2018
    ◎私のターニングポイント・第23回 人との出会いとつながりを大切に PTジャーナル 医学書院,2021 

    など多数

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