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脳血管障害における右半球障害におけるリハビリの注意点 イントロ、呼吸の解剖・生理学と呼吸不全 

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2024年8月1日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 関西福祉科学大学 作業療法士 日本障害者スポーツ協会公認障害者スポーツ指導員 掛川 泰朗 先生 
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

お申し込みはこちら▼
https://seminar.ep-och.com/products/seminar2270


臨床の中では脳血管障害において右半球障害を呈する患者様は少なくありません。

右半球障害の主な臨床症状としては

半側空間無視
病態失認
構成障害
運動維持困難
地誌的見当識障害
といった症状だけでなく

せん妄や注意障害、感情障害などの精神症状が出現します。



でもDMSと呼ばれる妄想性同定錯誤症候群(DMS)という症状についてあなたはご存じでしょうか?

これは精神疾患の一種で、患者が特定の人物や物が実際とは異なる存在に入れ替わっていると信じ込む症状を指します。

こうした症状を呈する患者様を担当する場合に注意すべきことや

リハビリの進め方について本セミナーでは皆様に学んでいただきます。



●●●●脳卒中片麻痺患者様の右半球障害でしばしば見られるDMSとは?●●●●
妄想性同定錯誤症候群(delusional misidentification syndrome、以下DMS)とは、

他人を妄想的に誤認することを指します。

DMSは、Christodoulou らによって提唱された概念であり、

カプグラ症候群
フレゴリの錯覚
相互変身症候群
自己分身症候群
の4類型が含まれます。

代表的なDMSとしては古くよりカプグラ症候群とフレゴリの錯覚が知られており、

カプグラ症候群はソジーの錯覚illusion des sosiesとして、

患者は身近な人物が実は姿がそっくりの替え玉であるという妄想的確信を抱きます。



一方、フレゴリの錯覚は、カプグラ症候群と対照的に、

患者は既知の人物が姿の異なる人物に変装しているという妄想的確信を抱きます。

DMSは統合失調症などの非器質性の精神疾患だけでなく、

器質性脳疾患にもしばしば出現することから、

妄想の神経心理学的メカニズムを検討するうえで手掛かりになる病態として注目されてきました。



これまでに脳血管障害ではとりわけ右半球病変で高率に出現することが報告されていますが、

多数例を対象として病巣部位および右半球症候との関連を体系的に検討した報告はいまだ少ないです。

本セミナーではDMSの病変の検討、神経心理学的な検討、その他の合併症、

そして発言内容からその特徴を学び、その心理的側面も考えていこうと思います。



プログラム

  1. ●●●●オンラインセミナーのプログラム●●●●
    妄想性同定錯誤症候群(DMS)とは
    DMSの発生頻度とその属性
    人物誤認の症候学的分析
    病変部位
    発言内容と神経心理学的検査
    合併症
    心理的側面

講師

  • 関西福祉科学大学 作業療法士 日本障害者スポーツ協会公認障害者スポーツ指導員
    掛川 泰朗 先生 

     

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