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手術室麻酔看護のキホン

—麻酔看護の疑問を解決! 手術中の急変対応も身に付く!—

対象 看護師
分野 診療・診察技術臨床技術救命救急ICU臨床技術その他
受講料 18,000円(税込)
開催日 2025年3月1日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:40
会場 飯田橋レインボービル
東京都新宿区市谷船河原町 11番地 飯田橋レインボービル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 自治医科大学附属病院 鈴木 昭広
定員 150名
主催 医学教育研究所
受講備考 カラーテキスト代・昼食・消費税込み
関連資料

概要

この麻酔看護の講義は,ORだけでなく,皆さんが将来どんな場所に行っても動ける看護師になるために必要な急変対応につながることを盛り込んでいます.手術看護は病棟看護の役に立たない?全く逆です.ORナースは,全身麻酔の過程を通じて患者の急変対応を毎日,目の前で見て,対応と介助を反復習得できる恵まれた職種です.ERやICUよりも効率的に,将来どこに行っても活躍できる看護の根幹を育む麻酔看護.明日からの麻酔介助や外回りが目標のある有意義な時間に変貌すること請け合いです!

こんな方におすすめ

  • ORナース5年未満
  • 後輩指導をされる方

プログラム

  1. 第1コマ 入室~導入編 10:00〜10:50
    全身麻酔の導入過程は,患者が目の前で意識を失う,心肺蘇生の練習だって知ってました?そのシーンに毎日立ち会えるORナースは一生使える急変対応のスキルをはぐくむ絶好の機会.明日からの導入介助が楽しくなりますよ!入室前から導入について解説します.
    ・術中急変対応のトピックとして挿管困難への対応を盛り込みます
  2. 第2コマ 維持編(1) 麻酔法の種類はどんなものがある? 11:00〜11:50
    全身麻酔って,そもそも鎮静とどう違うの?どうして今日の1例目は硬膜外で,2例目は神経ブロック?そうかと思えば3例目は術者の浸潤麻酔…全身麻酔と区域麻酔についての理解を深めましょう.
    ・急変対応のトピックとして,局所麻酔薬中毒について取り上げます
  3. 第3コマ 維持編(2) 麻酔中に使用する薬をスッキリ整理! 12:50〜13:40
    麻酔科医が何を,何のために使い,どう評価するかをおさえるレクチャーです. 麻酔・鎮静薬,鎮痛薬,筋弛緩薬の3本柱に始まり,術中に各種使用する薬剤を知ることで,麻酔科医のアタマ中が見えてきます.
    ・急変対応トピックとしては,周術期のアナフィラキシーを取り上げます
  4. 第4コマ 維持編(3) 患者を代弁するモニター機器を深堀り! 13:50〜14:40
    ピコピコ鳴っているモニター画面には,数値や波形が目白押し!そこに新しい装置も増えて,どこをどう見て,看護にどう活かすのかに悩んでいませんか?モニターは患者の言葉,アラームは悲鳴です.モニターが読める,現場で動ける看護師を目指しましょう.
    ・急変対応トピックとして,術中の出血対応について取り上げます
  5. 第5コマ 覚醒~帰室編 14:50〜15:40
    覚ます,抜管する,部屋に返す…患者を安心して病棟看護師に渡すためには,今日の麻酔・手術を経て,退室前に何に気を付ければいいのでしょうか?麻酔が始まった時から,部屋に帰るための準備が始まっています.終わり良ければすべて良し,のシームレスな周術期管理のポイントをおさえましょう.
    ・急変対応トピックとしては,循環系合併症よりはるかに多いとされる術後呼吸合併症を知っておきましょう
  6. 質疑応答 15:40〜16:00
    ※当日の進行状況により一部内容が変更になる場合がございます.

受講されることで得られる効果

  • 麻酔の知識を通じ,チーム医療で患者を守るポイントがわかる!
  • モニターから患者の心の声を読み取り,ケアに活かせる!
  • 麻酔看護を通じて,いつのまにか,科を問わず,急性期に動けるナースになれる!

お申し込みにあたって

お支払いは「クレジットカード払い」もしくは「銀行振込(ゆうちょ銀行宛)」になります。

キャンセルは開催日の直前の月曜日までは無料にて承ります。開催直前の火曜日〜開催日前日までのキャンセル料金は5,000円、当日は全額となっております。

お申込み状況によっては、予定よりも早く申込みを締め切る場合がございます。また、開催1か月前までに申込みが最少催行人数に達しない場合には、中止する場合がございます(その場合は全額ご返金いたします)。

講師

  • 自治医科大学附属病院
    周術期センター・麻酔科
    教授
    鈴木 昭広


    1992年 旭川医科大学医学部 卒業
    卒後,旭川医科大学,および北海道内の医療過疎地を含めた病院での麻酔・ペインクリニックに従事.2007年からは旭川医大救命救急センターに移動,同時期に旭川赤十字病院のドクターヘリに従事し,麻酔・救急・集中治療の専門医,航空医療学会フライトドクター認定医を取得.急性期医療経験を持つエキスパートとして,麻酔を通じて医者のマナーと急性期対応能力を身に着けるJ-Methodを考案し,初期研修医指導に注力,その内容はCareneTVでシリーズ化.
    現在は活動範囲を少し縮小し,周術期センター長として,術前・術中・術後をシームレスに管理する麻酔科医・看護師の育成を行っている.

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