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シンポジウム〈「なんとかしたい」という親の気持ち。子ども自身はどう応え、努力したか?〉【後援】厚生労働省、文部科学省など

保護者・当事者(社会人)・指導者による「発達障害」シンポジウム

開催日 2025年2月8日 開始:09:45 | 終了:11:45 | 開場:09:30
会場 川口駅前市民ホール フレンディア
埼玉県川口市川口1-1-1キュポ・ラ4階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 株式会社 エルベ(教室名 エルベテーク) 河野俊一
定員 70名
主催 特定非営利活動法人 Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム
受講備考 資料代等
関連資料

概要

セミナー【教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム】第38回

「発達障害/発達の遅れ」を抱える子どもへの対処法に関して、一番必要で大切にもかかわらず専門家からあまり取り上げられないテーマ……。それは「教育・学習によって子どもの成長を促す」という視点と具体的な取り組みではないでしょうか。
「特別な子どもだから仕方がない」「子どものやりたいところから始めよう」「無理はさせない」「様子をみよう」という、強い固定観念が妨げになっているようです。その壁を打ち破るのは生きた事例だと考えます。

第38回の講師は3名です。
保護者の南條美樹(miki)さんは、幼児期に「自閉症スペクトラム」と診断された長男の子育てを経験。「学校が好きな子ども」へ育て上げた経緯、特に家庭学習の工夫と苦労、学校の先生方との信頼関係、そして家族の協力などについて話を伺います。
また、幼児期に、言葉の遅れ、多動、かんしゃく、偏食などがあり、「自閉症・ADHD」と診断された春野 稔さんの成長を、指導に携わったエルベテークの河野俊一さんと一緒に振り返り、「発達障害/発達の遅れ」をもつ子どもへの効果的な接し方・教え方のポイントを皆さんと共有したいと思います。

●パネリスト 南條美樹 さん(保護者/一般社団法人チャレンジドLIFE副代表)
大学(発達心理学専攻)卒業後、計測機器メーカーに勤務していた2008年に長男(3歳上に長女)を出産。1年間育休を経て仕事復帰する予定にも関わらず、長男に発達の遅れがあり(その後、「自閉症スペクトラム」の診断)、在宅勤務をメインにした生活へ。家族のサポートを受けながら子育てを続け、長男は小学校(通常学級)入学。
中学受験、高校受験を経て、現在、高校1年生。「社会に出て大きく困らない力」を身につけさせるために家庭学習に力を注いでいる。
著書に『無理なくできる! 発達障害の子が伸びる いちにちいっぽの育て方』(学研プラス)。ブログでの発信やテレビ番組の出演・監修も。京都府在住。

●パネリスト 春野 稔 さん(社会人/幼児期に「自閉症・ADHD」と診断)
幼児期に「自閉症・ADHD」の診断を受ける。言葉の遅れや強いこだわり・偏食があり、また多動でピョンピョン跳んだりしたほか、覚えることも苦手だった。
年中(5歳)の3月から小学6年生までエルベテークで学習を積み重ね、大きく成長。親が教室での指導のやり方と同じように接し、教え続けた。そして、高校・大学卒業を経て、社会人5年目。一般企業で3年半営業を経験したあと、「子どもの教育の仕事をしたい」とエルベテークに入社。後輩の子どもの指導に邁進している。

●コーディネーター 河野俊一 さん(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事)
1995年、民間の教育機関エルベテーク設立。発達の遅れと課題をもつ子どものためのコースも開設し、現在に至る(川口/大阪/アメリカ)。30年間の豊富な指導実績と実例をもつ。当セミナーではのべ40以上の実例を保護者とともに紹介。「学校は子どもにとって大切な学びの場である」との視点に立ち、親子が学校と連携してより良い関係を築けるように導いている。
著書に『発達障害の「教える難しさ」を乗り越える』『自閉症児の学ぶ力をひきだす』(いずれも日本評論社)、『誤解だらけの「発達障害」』『子どもの困った!行動がみるみる直るゴールデンルール』(いずれも新潮社)など。

【プログラム】
[はじめに] 9:45
1……[座談会形式のシンポジウム] 9:50〜11:15
幼児期にどんなことに困り、どのような気持ちでどのように対処したか? 「発達の遅れ」を抱える子どもの成長と親の役割は?
いまは社会人となった子ども自身の振り返り、
家庭学習の進め方、家族の協力、学校との連携について など
2……[まとめ] 11:15〜11:30
3……[質疑応答] 11:30〜11:45
会場から(本日の報告の内容や子育て・教育全般に関して)
[おわりに] 11:45
(2)質疑応答

[後援] 文部科学省 厚生労働省 こども家庭庁 内閣府 埼玉県 さいたま市 川口市 埼玉県教育委員会 千葉県教育委員会 草加市教育委員会 越谷市教育委員会 北区教育委員会 豊島区教育委員会 足立区教育委員会 埼玉県社会福祉協議会 川口市社会福祉協議会 埼玉県小児科医会 埼玉県看護協会 日本言語聴覚士協会 全日本私立幼稚園連合会 全国私立保育連盟

講師

  • 株式会社 エルベ(教室名 エルベテーク)
    代表取締役
    河野俊一

    河野俊一(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事)
    1995年、民間の教育機関エルベテーク設立。発達の遅れと課題をもつ子どものためのコースも開設し、現在に至る(川口/大阪/アメリカ)。2019年7月、大阪教室をオープン。
    著書に『発達障害の「教える難しさ」を乗り越える』『自閉症児の学ぶ力をひきだす』(いずれも日本評論社)、『誤解だらけの「発達障害」』『子どもの困った!行動がみるみる直るゴールデンルール』(いずれも新潮社)など。2017年11月〜2018年1月、『教育新聞』(教育新聞社)にコラム(10回)を連載。

    ■学校関係者・福祉関係者へ向けた教育講演会・研修会多数(さいたま市、東京都練馬区、調布市、神奈川県川崎市、宮崎県宮崎市、北海道帯広市など)

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