Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

ナースのためのエンゼルメイク・アカデミア2025 【東京教室】

第15期  【東京教室】

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2025年5月10日 開始:11:00 | 終了:16:30 | 開場:10:30
2025年6月14日 開始:11:00 | 終了:16:30 | 開場:10:30
2025年7月12日 開始:11:00 | 終了:16:30 | 開場:10:30
2025年8月9日 開始:13:30 | 終了:16:30 | 開場:13:00
2025年9月13日 開始:13:30 | 終了:16:30 | 開場:13:00
2025年10月11日 開始:13:30 | 終了:16:30 | 開場:13:00
2025年11月8日 開始:11:00 | 終了:16:30 | 開場:10:30
会場 CIVI 研修センター日本橋  会議室
東京都中央区日本橋室町4-1-6クワトロ室町ビル5 階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 株式会社沙羅 大垣麻里
作家・エンゼルメイク研究会代表 小林光恵
千葉大学附属法医学教育研究センター センター長 岩瀬博太郎
医師・作家 稲葉俊郎
株式会社素敬 上野宗則
定員 60名
主催 株式会社素敬
受講備考 【全7講座】

●参加特典として「ID-petit」「エンゼルケアセットベーシック」を1つずつ差し上げます。
●お支払方法・・・ネ ットショッピングサイト「BASE」にて参加費をお支払い頂きます。
後日、改めてお支払いページのURLを記載したメールをお送りいたしますので、詳しくはそちらをご確認ください。


◎特定の講座のみのお申込みはできません。
◎お申込者様が参加できない場合、同施設にお勤めであれば代理の方の参加も可能です。
◎申込者が少数の場合や感染症等の状況により内容の変更、中止をする場合がございます。
関連資料

概要

「ナースのためのエンゼルメイク・アカデミア」は、“看取り”に立ち会う専門職として、どのような援助のあり方があるのかを多面的に考え、学ぶ場です。
エンゼルケアやエンゼルメイクの技術を習得するためだけではなく、様々な立場にある方々の死に対する働きかけや思いを聞き、自らのかかわりを反芻しながら、死生観や看護観、人生観を養っていくプログラムです。医療者として、ひとりの人間として、死とはなにか、死にかかわる意味とはなにかを探り、ケアへの学びを深めていきませんか。

プログラム

  1. 5月「エンゼルケア哲学!」
    講師:上野宗則(エンゼルメイク・アカデミア主宰)

    ◎「エンゼルケアとは、人間の死に立ち会うとき、なにができるかを都度に考えること」。遺族を経験し、少なからず死に向き合ってきた“ただの人“の目線で、死後ケアの変遷と日本人の死生観を交えながら、「医療が死にかかわる意味」をちょっと哲学的にお話しします。

  2. 6月「エンゼルケアの手順と技術」 
    講師:大垣麻里(株式会社沙羅/湯灌士)

    ◎これまで習慣的に行われてきた「詰めもの」などの死後処置は、その後どのような状態にあり、ご家族はどのように受けとめているのでしょうか。ご家族の思いに寄り添うケアの実践のために、退院後の遺体変化やご家族の思いを知り、具体的な医療行為後のケア技術(ルート類抜去部位のケアや滲出液への対応など)を学ぶプログラムです。

  3. 7月「エンゼルメイクの手順と技術」
    講師:大垣麻里(株式会社沙羅/湯灌士)

    ◎エンゼルメイクの基本から、男性メイク、黄疸メイクなど、メイクのすべてを学んでいただきます。そのほか、創部等へのポイントメイクや綿花を用いて顎を閉じる方法、ヘアスタイリング、ケアに流用できる生体用化粧品の知識など、ほかでは得ることの出来ない、実践者ならではの方法やアイデアが惜しみなく紹介されます。

  4. 8月「説明できるエンゼルケア」
    講師:小林光恵(作家・エンゼルメイク研究会代表)

    ◎死後の身体変化を踏まえた遺体管理法を取り入れ、保清や身だしなみの整えを基本として、ご家族の意向に寄り添う「エンゼルケア」。寄り添うケアを提供するには、「声かけ」や「説明」が必要です。一方的ではない、コミュニケーション・スキルをともなったケアのあり方を、事例や具体例を掲げながらわかりやすく、やさしくご説明いただきます。

  5. 9月「死のかかわりから、 何を学ぶか」
    講師:岩瀬博太郎(千葉大学大学院医学研究院附属 法医学教育研究センター センター長)

    ◎法医学とは国民の権利維持を目的に作られた「法」が適正に執行されるように、人の死を医学的見地から省察する学問のこと。解剖が目的なのではなく「人のいのちを大切に守る」ためにあるものです。臨床とは異なる立場で“いのちにかかわる医療”の本質を知り、死への援助のあり方のみならず、「医療とはなにか」を考える貴重なプログラムです。

  6. 10月 特別講座 「死・いのち・ケア」
    講師:稲葉俊郎(医師・作家)

    ◎医師として、心疾患の治療や、在宅医療での看取り、山岳医療に従事してきた経験と、医療の枠を超えて“いのち”を見つめてきた目線から、「死」「いのち」「ケア」について、解き明かしていただきます。みなさんの内に、看取りや医療ケアへの新たな視点が加わります。

  7. 11月「“スローデス・カフェ”でつながろう  死に立ち会うとき、できること」
    講師:上野宗則(エンゼルメイク・アカデミア主宰)

    ◎患者さんの死に立ち会う経験は、医療者であるみなさんに、どのような意味をもたらすのでしょうか。半年に渡る学びの旅にもう一度向き合って、死へのかかわりだけではなく、ケアへのマインドセットを変えていく、1dayセミナーです。

《お申込みについて》

下記、弊社ホームページ内の申込みメールフォームよりお申込みください。

https://forms.gle/rf4faZ9C9zVASKnF9

①お申込み後、1~2分以内に sokei.angel@gmail.com より自動返信メールが届きますので、必ず受信できるように設定をお願い致します。
②後日改めてお支払いURLを記載したメールをお送り致しますので、ご確認の上、決済手続きをお願い致します。

詳しくはお送りするメールをご確認ください。

【ご注意】
弊社から送りするメールはURLを含むため、フィルタリング機能やメールプロバイダーによって自動的にスパムや迷惑メールと判断され、迷惑メールフォルダや削除メールフォルダに振り分けられる可能性がございます。
また、メールサーバーのIPやドメインがブラックリストに入り、サーバー内でブロックされメール自体が受信されない場合がございます。

必ず事前にメールが受信できるよう、設定の確認をお願い致します。

講師

  • 株式会社沙羅
    大垣麻里

    関西外語大学スペイン語科を卒業後、大手都市銀行に入行。その後、茨木市の介護ステーションで訪問介護の職に就き、介護福祉士の資格を取得。介護の仕事を通じて、高齢者が自らの死に不安を抱いていることを感じ、人生最期の旅立ちの姿を援助する、故人の湯灌業へ転身。2001 年、有限会社ケイエスサービスに入社。湯灌業務のほか、独自のアイデアでエアブラシを使ったカバーメイクや新しい技術の導入にも積極的に取り組み、人材育成等のマネジメント業務を含め、組織の中核を担う。亡くなった方の声を聞きその気持ちを叶えるため、またご家族の思いに寄り添うお別れを提供するため、より理想的な湯灌や死後メイクの追求を目指し、株式会社プリエールを立ち上げた。社名を株式会社沙羅に変更し、代表を務めている。日本人の死生観への深い洞察を基に、主張しないやさしい語り口が評判を呼び、全国の医療機関や教育機関でエンゼルケア&メイク、着付けなどの技術指導を行っている。

  • 作家・エンゼルメイク研究会代表
    小林光恵

    看護師として東京警察病院、茨城県赤十字血液センターに勤務。その後編集者を経て独立。元看護師としてのキャリアを生かし、医療界を独特のユーモアを交えながら鋭く描写し、人気作家としての地位を確立。サブカルチャーからグルメまで多岐に渡る執筆活動のほか、エンゼルメイク研究会の代表として、全国各地の医療機関等で講演活動を展開中。エンゼルメイクやエンゼルケアのあり方に一石を投じた歴史的書、改訂版『ケアとしての死化粧̶エンゼルメイクから見えてくる最期のケア』(日本看護協会出版会)の編著のほか、『説明できるエンゼルケア:40 の声かけ・説明例』 、『もっと知りたい エンゼルケア Q&A[DVD付 ]』(以上医学書院)、漫画『おたんこナース』(小学館文庫)、『死化粧(エンゼルメイク)―最期の看取り』(宝島社文庫)、『ナースのための決定版 エンゼルケア』(学研メディカル秀潤社)、『人が人を看取るとき』(電子書籍 あの出版)、『介護はケアマネで 9 割決まる! 』(扶桑社)など著書多数。

  • 千葉大学附属法医学教育研究センター センター長
    岩瀬博太郎

    東京大学医学部を卒業後、同大学法医学教室勤務を経て、2003 年より千葉大学法医学教室に赴任。日本の法医学領域としてはじめてCTによる死後画像検査を導入。2014 年 4 月、従来の法医学教室を軸に、法医学的諸検査を実施ながら、教育・研究の充実を図るための拠点として、千葉大学法医学教育研究センターを開設した。現在の日本における死因究明制度の不備を指摘するとともに、法医学の社会的意義や窮状を社会に訴え、“死から生を学ぶ制度改革”を推し量っている。日本テレビ系ドラマ「ブルドクター」等の監修のほか、著書として『法医学者、死者と語る解剖室で聴く異状死体、最期の声』、『新版 焼かれる前に語れ 日本人の死因の不都合な事実』(柳原三佳との共著)(以上 WAVE 出版)、『死体は今日も泣いている 日本の「死因」はウソだらけ』(光文社)、『事例でわかる死亡診断書・死体検案書記載の手引き』(医歯薬出版)、『こども法医学』(ライフサイエンス出版)がある。

  • 医師・作家
    稲葉俊郎

    1979 年熊本生まれ。医師、医学博士、作家。東京大学医学系研究科内科学大学院博士課程卒業後、東京大学医学部付属病院、軽井沢病院などの勤務を経て、現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)特任教授。「いのちを呼びさます場」として、湯治、芸術、音楽、物語、対話などが融合したwell-being の場の研究と実践に関わる。西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修め、医療と芸術、福祉など、他分野と橋を架ける活動に従事している。著書に、『いのちを呼びさますもの ̶ひとのこころとからだ』(アノニマ・スタジオ)、『ころころするからだ:この世界で生きていくために考える「いのち」のコト』(春秋社)、『からだとこころの健康学』(NHK 出版)、『いのちは のちの いのちへ ―新しい医療のかたち―』(アノニマ・スタジオ)、『いのちの居場所』(扶桑社)、『ことばのくすり~感性を磨き、不安を和らげる33 篇』(大和書房)、『山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―』(ライフサイエンス出版)などがある。

  • 株式会社素敬
    上野宗則

    「エンゼルメイク・アカデミア」主宰
    1966 年北九州市生まれ。下関市在住。「ゆっくり小学校」ようむ員。株式会社素敬代表取締役社長。「SOKEI パブリッシング」発行人。天野祐吉さんが創刊した「広告批評」での勤務の後、父親の死を契機に帰郷。遺族となった経験から、死化粧用品など看取りケアの商品づくりをはじめる。看取りに立ち会う医療者のための講習会「ナースのためのエンゼルメイク・アカデミア」や、日本におけるデスカフェの草分け「スロー・デスカフェ」を立ち上げる。文化人類学者の辻信一さんと、エコロジー思想を伝える書籍や映像作品を制作。エコロジー思想家・非暴力平和運動家のサティシュ・クマールさんの教育理念に倣い、下関の山間部に「ゆっくり小学校」を設立。農的暮らしのコミュティづくりに取り組んでいる。著書に『エンゼルケアのエビデンス!?』、『やさいがよろこぶ、なちゅらるプランター【三浦伸章さん監修】』(SOKEI パブリッシング)がある。趣味はぶらぶら。民藝や現代アートが好き。

レコメンドセミナー

もっと見る