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高齢者と転倒について

転倒原因に多い振り向き動作から方向転換動作に着目した講習会

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2018年7月24日 開始:19:00 | 終了:21:00 | 開場:18:30
会場 ウェルネス教育研修センター
大阪府大阪府 東大阪市岩田町1-1-43 1F ウェルネス教育研修センター[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 喜馬病院リハビリテーション部 理学療法士 下沖 泰裕先生
定員 40名
主催 医療法人寿山会
受講備考 参加費は当日、会場にて現金でお支払いください。
関連資料

概要

講義概要

 近年、「要介護」と認定される原因はいろいろありますが、

そのなかで、「骨折・転倒」は全体の約10%を占め、

要介護原因のワースト5に入っています。

高齢になってからの健康管理というと、

どうしても生活習慣病などの病気を考えてしまいますが、

「転倒」という予期せぬ出来事によって骨折し、

歩行機能などが低下して要介護になる危険性は

決して小さくはないと言われています。

我々セラピストは、そういった「転倒後の高齢者の骨折」という

疾患を対象に、リハビリを行うことが多く経験されると思います。

 では、我々は「転倒」に関して、

どの程度理解してアプローチできているでしょうか。

今回の研修会では転倒に関して高齢者の特徴から

転倒に関する評価までをまとめさせて頂き、発表させて頂きます。

それらの理解を深めることで疾患に着目するだけではなく、

加齢による変化や物的環境について様々な評価が

進められると考えています。

 高齢者の方はなぜ転倒しやすくなるのかを説明させて頂き、

転倒原因に多い振り向き動作から方向転換動作に着目して

ご説明させて頂きます。

普段の評価の中で、10m歩行評価において直線を

歩くことはできても、在宅や病院内での実際のADL場面で

転倒してしまう経験をされる方もあるかと思います。

実際のADLでは直線歩行場面は少なく、

角を曲がるなど方向を変え方向転換動作や、

誰かに呼び止められる時の振り向く、

微妙にものを避けて跨ぐなどと身体の不安定にさせて

バランスをとりながら動作を行っています。

振り向き動作や方向転換動作は水平面での動きが大きく、

理解が難しい印象があります。

 今回の研修会に参加頂き、私たちがセラピストとして

アプローチする対象となることが多い高齢者の方についての

理解を深めていき、歩行動作観察・分析だけではなく、

振り向き動作や方向転換動作など転倒に関わる動作の

理解を深めることで、動作観察における新しい視点を提示し、

分析する際の知識にできればと考えております。

 普段、病院や施設などで患者様・利用者の方が

転倒する場面に直面する場面があると思います。

そういった場面を未然に防ぐ知識の一つとして、

転倒予防や普段の臨床場面の少しでも役立つ内容になればと考えています。






セミナー概要

    

セミナー概要2







喜馬病院リハビリテーション部 理学療法士
下沖 泰裕先生
学会
・体幹の筋活動の改善によりトイレ時の立位保持時間の延長につながった右皮質下梗塞後の一症例
・左後方リーチ動作時の足圧中心の変化と下肢・体幹の筋活動について
 ~左膝人工関節置換術後の症例を通して~

研究発表
・立位における振り向き姿勢を保持する際の回旋角度の検討

立位における振り向き姿勢を保持する際の筋活動というテーマで今後学会参加予定
主に振り向き姿勢保持課題や振り向き動作に関する研究に関して精力的に取り組んでいる







講師

  • 喜馬病院リハビリテーション部 理学療法士
    下沖 泰裕先生

    学会
    ・体幹の筋活動の改善によりトイレ時の立位保持時間の延長につながった右皮質下梗塞後の一症例
    ・左後方リーチ動作時の足圧中心の変化と下肢・体幹の筋活動について
     ~左膝人工関節置換術後の症例を通して~

    研究発表
    ・立位における振り向き姿勢を保持する際の回旋角度の検討

    立位における振り向き姿勢を保持する際の筋活動というテーマで今後学会参加予定
    主に振り向き姿勢保持課題や振り向き動作に関する研究に関して精力的に取り組んでいる

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