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動画配信【ユニリハ】 全身の筋緊張制御を行うポジショニングからの 摂食嚥下リハビリテーション実技編  ■身体機能系セミナー

申込から1か月見放題!! 摂食嚥下リハビリテーションの新たな視点と介入手段

開催日 2024年12月31日 開始:00:00 | 終了:00:00 | 開場:00:00
会場 動画配信
東京都本セミナーはオンラインでの開催となります。どこからでもご参加いただけます。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 日本ユニバーサル リハビリテーション協会 青木 將剛(あおき まさたか)
定員 30名
主催 日本ユニバーサル リハビリテーション協会
受講備考 ※受講料のお支払いは、お申込み者様にクレジットカード決済または銀行振込のお手続きをお願い申し上げます。詳細につきましてはお申込み後にご連絡いたします。
関連資料

概要

【開催方法】
「youtube」による動画配信にて、開催いたします。
 録画済みの解説動画を配信いたします。

※お申込みから約1か月の動画配信サービスとなります
 月の途中の申込の場合は、申込日から起算して1か月間視聴できるように調整します。
 

【動画公開期間】
 申込から1か月間 最長~2024年12月31日まで

【動画の時間】
 約180分

【参加方法】
 公開期間になりましたら、お申込時にお知らせいただいたメールアドレスへ、
 解説動画視聴用のURLとテキストダウンロード用URLをお送りします。
 解説動画は、URLから「youtube」へアクセスしてご覧ください。

 ※上記「動画公開期間」以外はご利用いただけません。

理論編の受講を終了された方が対象となります。
実技編をご希望の方は理論編の受講をお願いします。
本セミナーは理論編でお話したように、筋緊張の緩んでいく過程は、抗重力筋など身体の中枢の筋が緩んで、その条件を受けて遠位の四肢の緊張がゆるんでいきます。
この原理はp×s=mgの物理的条件を満たすことで発生する自然の摂理です。
中枢の筋⇒抗重力筋⇒四肢の筋⇒舌骨下筋群の緩み⇒舌骨下筋群の緩み⇒口が開く、嚥下がしやすい身体状況になる。
という順で変化していきます。
このためいきなり四肢を伸ばすような関節可動域訓練を行っても意味がありませんし、身体の緊張を緩めていないのに飲み込みが上手になることはないのです。

このような内容で実際のアプローチ動画を一緒に見ながら説明していく勉強会です。

こんな方におすすめ

  • ○頸部や肩、肩甲骨が硬く柔軟性が出せないと悩んでいる方
  • ○呼吸や循環の安定を提供したいと考えている方
  • ○全身の異常筋緊張に悩んでいる方
  • ○摂食嚥下の姿勢制御に悩んでいる方

プログラム

  1. 全身が拘縮している患者の身体変化と摂食嚥下改善症例
  2. プッシャー症候群で体が曲がった状態で食事をしていた方の変化
  3. 頚髄症の女性が拘縮を改善し、自力車椅子駆動を獲得し摂食嚥下へ移行した症例
  4. 発症から1年経過。経管栄養、全身倦怠感、重度失調の状態から経口摂取、杖歩行され自宅退院の症例
  5. 他にもたくさんの症例報告の在庫があります。時間の許す限りたくさんの症例をご紹介していきます。

受講されることで得られる効果

  • どんな重度の患者を診ても改善をあきらめなくなります
  • 筋緊張の抑制方法が熟知できるので様々な疾患に応用できます。
  • 筋や神経の知識だけでなく、呼吸や心拍、循環の方の知識も身につきます。
  • 食事介助のタイミングが分かるようになります

実技

【理論となるポジショニングの学術的評価】(過去の文献から引用)
近年、身体質量と重力を拮抗させた環境で行うポジショニングアプローチを行う事で、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続する臨床研究が発表されました。ニュートン物理学、第三法則、作用-反作用の法則の、反作用を限りなく小さくするという、微小重力相対性理論の仮説を実証した結果で、低反撥マットレスを数枚重ねてポジショニングを行うことで仮説の立証に成功しました。この環境をRehabilitatuon & Engineering Design -R.E.D.-とし、2010年より研究が開始されました。
 身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。
 代表的な例として、長期療養生活を送る、長い年月をかけてもたらされた過緊張や関節拘縮の変化と循環器系の安定例は、これまでの臨床場面では見られなかった新しい発見と、今後の医療に大きく影響する事が示唆されました。低反撥マットレスを身体質量の比重に合わせて積層する環境設定という単純性は、高い再現性と介入者要因に依存しない筋緊張制御となり、誰が介入しても同じ結果となります。このような現象、結果の蓄積により関節拘縮の概念をも、確実に変える力を持っています。
 また、このような筋組織の変化と過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定、重度の呼吸器疾患、心疾患患者の心拍数、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧の安定は、ワッサーマンの歯車に代表される、筋、呼吸、循環の効率と、三者に対し、同時に介入し結果を出した背景が否めず、内部障害への新たなアプローチとしても期待されています。
 この研究結果を数年にわたり、当学会以外の全国の著名学会に発表、共有し、2015年5月に理学療法の全国学会、6月には作業療法の世界学会にも、2演題の演題採択がされました。
 この研究過程の中で、嚥下機能に働きかける直接的なアプローチではなく、ポジショニングという間接的に過緊張を緩和した症例に長期療養生活から嚥下訓練に移行した症例がありました。これを第19回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会  学術大会 9/22 岡山にて発表したところ大変な反響がありました。
 このため当学会では、この事実を公開するとともに、局所的ではなく全身的な筋緊張制御や過緊張の緩和が摂食嚥下機能に及ぼす影響を提案し、その技術論を学んでいただきます。

実績と参加者の声

【R.E.D.環境 及び 微小重力相対性理論研究を報告、発表した学術大会】
■2012年
 ●第47回 日本作業療法学会  学術大会 6/15 宮崎
 ●第27回 日本リハビリテーション工学学会 学術大会 8/23 福岡
 ●Assistive Technology & Augmentative Communication Conference  
  2012 in Kyoto 8/2 京都
 ●第13回 東京臨床理学療法研究会  学術大会 8/28 千葉
 ●第9 回 東京都作業療法学会  学術大会 11/14 東京
 ●第61回 理学療法科学学会  学術大会 12/8 山梨
 ●Assistive Technology & Augmentative Communication Conference
  2012 in Tokyo  12/23 東京
■2013年
 ●第63回 理学療法科学学会 学術大会 4/21 東京
 ●第19回 日本緩和医療学会 学術大会 6/21 横浜
 ●第64回 理学療法科学学会 学術大会 6/22 東京
 ●第48回 日本作業療法学会 学術大会 6/29 横浜
 ●第28回 日本リハビリテーション工学学会  学術大会 8/23 岩手
 ●第19回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会  学術大会 9/22 岡山
 ●第10回 東京都作業療法学会  学術大会 10/2 東京
 ●第4 回 東京都理学療法士協会 南西多摩ブロック 学術大会 11/9 東京
 ●第67回 理学療法科学学会  学術大会 11/17 栃木
 ●Assistive Technology & Augmentative Communication Conference2013
  in Kyoto 12/21 京都
■2014
 ●第49回 日本理学療法学会 学術大会 5/31 横浜
演題名:内部障害に対する微小重力環境のポジショニングが呼吸困難感とバイタルサインに与えた影響
 ●第16回 世界作業療法士連盟学会  学術大会 6/18 横浜
  演題1:低反撥マットレスによるポジショニングアプローチが座位訓練に与える科学的再現性
  演題2:作業療法による緩和医療 リハビリテーションと工学技術設計Rehabilitation&Engineering Design R.E.D.


【学会会場でよくある質問】
Q1 病室のベッドで使うのですか?
A:
訓練室で使います。訓練で用いるのみで、病室のベッドでは使いません。

Q2どのくらいの時間、ポジショニングをするんですか。
A:
30分から40分です。訓練終了後は病室のベッドに戻ります。ずっと微小重力状態にしていても意味がなく、正常重力状態に戻すことで、初めてポジショニングの効果が出ます。

Q3 筋緊張が安定し、関節拘縮や可動域に変化が起こることはわかりました。その状態はどのくらい持続するのでしょうか。
A:
疾患や発症からどのくらい経過したかによりますが、変化した筋緊張は必ず持続します。脳血管障害で1日~2日です。その後、日常生活や訓練で再び筋緊張が亢進します。亢進してきたらその都度R.E.D.が介入し、筋緊張制御を行います。次第に介入の頻度が少なくなり安定した筋緊張の状態になっていきます。これを段階的筋緊張制御と呼んでいます。
 整形外科疾患や廃用症候群はもっと長く、3日~4日、最も長い方で2週間という人もいました。長期療養生活が長いほど、一度に緩む範囲や持続時間が長いです。

Q4 ADLに変化は起こるのでしょうか。
A:
たくさんの症例で見られています。特に維持期病棟からのADL獲得事例は、アプローチの信頼性や信憑性を支える実績になっています。具体的な数値としては、基礎研究27名に介入しADL獲得者は3名いました。

Q5 R.E.D.環境上で行う訓練の内容を教えてください。
A:
ポジショニング、関節可動域訓練やストレッチ、モビライゼーションです。現在臨床で行われている訓練プログラムで、特に特別な事はしていません。R.E.D.環境から通常の重力環境に戻すことが大切です。このため介入後のプログラムは、端座位や立位訓練、歩行、車椅子シーティングで姿勢が学習されます。

Q6 エアマットで同じ結果にはならないのでしょうか。
A:
エアマットとR.E.D.の耐圧特性を圧センサーシートでコンピューター解析したところ、頸部から腰椎までの脊椎周囲の圧特性に大きな違いがありました。エアマットで11~24mmHg、R.E.D.は4~11mmHgです。
R.E.D.は特に脊柱周囲の圧が広範囲で小さくなるので、赤筋繊維の血流の変化や抗力筋が最も効率よく働いているためと考えます。



【特許申請】微小重力相対性理論、R.E.D.環境についての特許
■出願番号
 ●特許出願2012-142446
■発明の名称
 ●微小重力環境によるリハビリテーション療法

講師

  • 青木 將剛(あおき まさたか)

    日本ユニバーサル リハビリテーション協会
    青木 將剛(あおき まさたか)

    作業療法士
    一般社団法人 日本作業療法士協会 審査員
    一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会 代議員
    日本ユニバーサル リハビリテーション協会 学会指定学術責任者
    第1級建築・機械CAD利用技術者
    welHANDS medical 代表

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