一般社団法人おくいずもん
代表理事/社会福祉士/介護福祉士
落合 孝行
・一般社団法人おくいずもん 代表理事
・一般社団法人らいとサポート 代表理事
・労働者協働組合33理事
・みざわ小さな拠点づくりの会 事務局次長
・三沢地区地域づくり支援員
・島根リハビリテーション学院 外部講師
■国家資格
・社会福祉士
・介護福祉士
・キャリアコンサルタント
■任用資格
・認知症キャラバンメイト
・サービス管理責任者(障害福祉サービス)
・コミュニティナース認定
田舎の『生きててもつまらない問題』に立ち向かう“地域おこしプレイヤー”
【経歴】
▶横田高校を卒業後、新見公立短大で介護福祉、美作大学で福祉視点のまちづくりを専攻
▶卒業後に奥出雲町役場の健康福祉課に社会福祉士として就職、地元の公務員として4年間勤務
▶同居していた最愛の祖母が『生きててもつまらない』という言葉を晩年言い続け、『元気になりたい』という言葉を残して亡くなったことをキッカケに、どうすれば地元の集落でおばあちゃんが元気に暮らし続けられたのかが人生の宿題に。実践経験を積むために役場を退職する。
▶2014年に社会起業家を支援するNPO法人ETIC.の支援を受けて、東日本大震災の最大被災地であった宮城県石巻市に移住し、震災後に立ち上がった一般社団法人りぷらすに所属、共生型の運動特化型デイの相談員兼介護員をしながら、リハビリの技術や視点を活かした住民主体の介護予防事業立ち上げの事業責任者として従事する。
▶石巻市で6年間、延べ2,000回以上、日々のデイサービスや仮設住宅、集会所等で体操や健康講話の先生役をしながら、元気を失いかけている住民たちに「生涯現役でいるための知恵と笑い」を届ける経験を積みながら、石巻市でリハの視点と体操を活かして身近な場で健康づくりをする住民ボランティアを100人以上育成。介護予防人材育成の取り組みを他市町村でも展開。同時に仕事と介護の両立支援事業の担当として動く経験も経て、地元で挑戦することを決意。
▶2020年3月にその経験を活かすため、地元の奥出雲町にUターンし、地元の600人の集落の地域づくりをする任意団体の事務局として、地元のNPO法人と一緒に地域交通の仕組み化や見守りをする移動販売車の実装、住民主体のサロン立ち上げ、独自の助成金制度もつくる等の事業を開始。それと同時に2020年4月~2023年3月まで地域おこし協力隊として、奥出雲町内の起業したい人の「やりたい」を『できる化』する伴走支援をしながら、「はじめての起業塾」を立ち上げる等、65名の起業前の方の後押しを行い、15件の起業案件を生まれた。現在はその起業人材たちが地域課題の新たな担い手となるよう仕掛けたり、つなぎ役、壁打ち役を担う。
▶2022年に一般社団法人らいとサポートを設立し、重度の障害や認知症の方を法人後見で現在10人以上の方をサポートしつつ、当事者家族のヘルスケア&生きがいづくりに挑戦するために周辺事業を開始し、楽しく身体を動かしながら学ぶ認知症サポーター養成講座の講師役も行っている。
▶2023年4月からは地元の三沢地区の地域づくり支援員(集落支援員)を任され、三沢地区を高齢者が安心して、楽しく暮らせるまちにするため「みざわ小さな拠点づくりの会」の事務局として地区内の住民活動支援等をするかたわら、若手の地域人材の育成を目的とした一般社団法人おくいずもんを設立し、若い人が活躍するほど地元高齢者の生きがいが生まれる地域づくりを目指した事業を準備している。
▶現在も町内外問わず、年に40件以上の講師活動を続け、高齢者向けの元気のでる健康講話や住民サロンの立ち上げワークショップ、男性シニア向けの生涯現役道場、移住者交流会のコーディネーター、働く世代向けや若者向けのキャリア研修、地域づくりの事例発表や視察受け入れ、中学校やリハビリ専門学校の外部講師など多岐にわたって活動を行いながら、笑いと元気を届け、意欲的に活躍する地域人材の発掘や育成を続けている。